10月26日はデニムの日(2025)

Happy Denim

本日10月26日は、「10(テン)・2(ニ)・6(ムツ)」が「デ・ニ・ム」と読める語呂合わせから制定された「デニムの日」です。ジーンズ発祥の地・倉敷市児島の「児島ジーンズストリート推進協議会」が制定した記念日です。

さてデニムといえば「青い生地」というイメージがありますが、裏面は白いことに疑問を持たれたことはありませんか?
これは「綾織り(ツイル)」と呼ばれる特殊な織り方と、使われる糸の色に秘密があります。

デニムは、経糸(たて糸)と緯糸(よこ糸)の2種類の糸で織られます。
経糸はインディゴで染められた青い糸、緯糸は染めていない白糸です。
綾織りでは、経糸が表面に多く出るように織られるため、生地の表は青、裏は白に見えるのです。

さらに、インディゴ染めは糸の表面だけを染め、芯の部分は白いまま残ります。
そのため、ジーンズを穿き込み洗濯や摩擦を繰り返すことで、表面の青い染料が少しずつ落ち白い芯が顔を出します。
これがデニムならではの「アタリ」や「色落ち」を生み、一本ごとに異なる風合いが育まれる理由です。
古くなるほどに味わいが増すジーンズが今なお世界中で愛され続けるのは、この奥深さがあるからです。

当社でもさまざまなダメージ加工やウォッシュ加工を駆使して、ファンの皆さまにご納得いただけるヴィンテージ感あふれるジーンズを生み出しています。その加工はSDGsの実現を目指し、環境に優しい洗いや薬剤をほとんど使わない加工方法を導入し、環境負荷の低減に努めています。

さらに廃棄ジーンズを減らす取り組みとして「SUSTAINABLE & FACTORY」を展開し、リメイクジーンズとして蘇らせることで寄与しています。

これからも浅口の誇れるジーンズとして環境負荷の少ない加工に挑戦し、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。